退職一時金と退職年金制度

退職金というと、退職とともに「今までお疲れ様」と全額手渡されるイメージを持っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
実は私も昔はそんなイメージをもっていました。刑事ドラマなんかで定年間際の刑事が退職金の話をするたびにそんな情景が目に浮かんでいたのです。
しかし、退職金方法の給付方法は実は2種類の方法があったのです。
そして、この給付方法によってもらえる退職金の総額が全然変わってくるのです。
そのため、自分の会社の退職金方法の給付方法について、今一度確認してみましょう。

まず、先ほど私が述べたような一度に退職金が支払われる制度を退職一時金制度といいます。
退職一時金制度は一括で手当や報奨金、慰労金などが支払われるのです。
つまり、会社が定めている退職金制度によって退職金が計算され、退職時に支払われるのが退職一時金制度です。

もう一つの方法として退職年金制度という退職金の支給方法があります。
この方法は退職後に会社から年金の形で定められた金額が支給されるという退職金です。
会社によってはこの二つの制度を併用して退職金を支払っています。

会社によっては選択することができるのですが、どちらが得なのかは会社の年金制度次第だといえます。
退職一時金ですと税制上の優遇措置がありますので、一時金方式のほうが得ということもあります。
退職年金方式には終身年金であることもあり、長生きすればそちらの方が得という見方もできます。
これについてはケースバイケースですので、まずは自分の会社の退職金給付方式について確認しましょう。
そして、自身の老後の人生計画などと照らし合わせて、自分にあった方を選びましょう。